ダンス教室を始めて12年になりますが、いつの時代も同じ事で争いがおこります。
その争いとは、子供が上達した際に上のクラスが欲しいと言う事で、組織が2分化する事があります。
「みんなと楽しく」と言う方もいれば、「もっと上手くなりたい」と言う方で意見が分かれます。大体が保護者様の意見です。
どのスクールも同じ悩みをもっていますし、場合によっては、組織が解散なんて事もあります。
インストラクターは、ダンスを始めたい子供達に対し、いつも入口を広くしなくてはいけないのですが、時として上達した子供をもっと上達させたいと欲がでます。
私もそういうタイプの人間です。
ただ、新しい運営体制の中で、年齢別というのは、少しでもそのような争いがなくなる事を考えた結果です。
大切なのは、レッスン中に出来る人、出来ない人が出ないようにレッスンの中で全員が出来るまでやる。
そういう指導方法に今はなっているので、まったく出来ないで帰る生徒は、今はいません。
指導方法も昔と変わったので、子供達の上手い・下手の差がなくなってきています。
目標値を低くしているようなふりをして、結構ハードなレッスンをしています。
年齢別のメリットは、
① 同じくらいの年だから仲良くできる。
② 背丈も変わらないので、演目の構成がバランスがいい。
③ インストラクターが、年齢により出来る事、出来ない事をわかってきている。
年齢別のディメリットは、
① 昔からやっている人にとっては、途中で入ってきた生徒がある程度出来るまで退屈になる。
② 出来なかった時の劣等感が出てやめるきっかけになってしまう。
過去の経験から組織が分裂しないように、今は入会時から、このお話をさせてもらっているので、取り乱す方は、まったくいません。
他のスクールから、ゼフラムに体験に来られる方も色々もあるようですので、そういう部分では、平和なスクールです。
安心してください。
そして、保護者様へのメッセージとして「自分の子供だけ見て下さい!」
他人と比べたり、他人に気を使っていると、知らない間に邪気がでます。
「ダンスは、楽しい」でも「厳しい」の両立が子供を上達させます。