ダンスだけではなく、どんな事も、向き不向きがあるとは思いますが、私の経験で言うと学ぶ環境で、変わってくると思っています。
私がダンスを教える時は、一つ一つの動きを分解して教えています。
算数で言うと足し算みたいな教え方です。
人間の体は、良く使う関節と使わない関節がありますが、大体難しい動きは、日頃使わない関節を使ったりすると人間は脳の中で、こんな事は出来ないと勝手に思い込んで、「出来ない」と言う答えを出します。
大勢いるクラスでは、子どもに目が行き届かないので、インストラクターは、全員を「出来た!」と言う方向に導くのは難しいですが、そこで逃がさず、出来るまで何度でもやらせれば、大半の子どもは、コツをつかみます。
一回でもコツをつかめば、後は、体に染み込ませるだけです。
ゼフラムでは、小学校1年生のタイミングから、若干ハードルを上げたレッスンをしています。
決して、レベルが高い事をやっている訳ではありません。
どちらかと言うと脳トレです。
体の複雑な動きと脳のトレーニングをさせ、難しい事であっても足し算のように少しずつ、「出来た」を増やす事にチャレンジしています。
そして、ゼフラムが少人数制なのは、全員が「出来た」で帰る事が目的です。
今後も全員が「出来た」を実感してもらえればと思います。